2011年09月01日

透明人間だった頃5(完結)

透明人間だった頃 のつづきです。


母がつかんだ父の浮気の証拠とは?

ぐっち家の浴室には、父専用のバスタオルが
常にかけられていた。

11090101.JPG



父は体を拭いたあと、そこへ戻す。

11090102.JPG

それを母が「しょうがないさあ〜」とキレイにかけ直す。
(いつ洗濯しているかは謎)

それがあたりまえだったので



旅行から帰った母がそれを見たとき…



11090103.JPG



「第三者」の影にとりつかれてしまった。




11090104.JPG

結局のところ
これがだたの疑惑なのか、実際に「クロ」なのか、
6歳児にはわからずじまいだった。


「アナタが思っているほど、
 アノ人はモテないわよっ ^m^」

そんなセリフが出てくるには20年ほど早く
やはり黙って透明人間化したぐっちなのであった。



br_decobanner_20110831.gif
↑当ブログはランキングに参加していませんが
バナーが可愛かったので置いときます。

大人になって、
母にこの件について聞いてみたら(イヤな奴)
知らないフリをされました。アハッ


posted by ぐっち at 00:53 | Comment(7) | 昔のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月31日

透明人間だった頃4

透明人間だった頃 のつづきです。

旅行後、両親が急に不仲になった理由はなじぇ?

というわけで、
ぐっちがそれを知ってしまった場面を
こまか〜く再現しよう。


旅行から数日後のこと。

11083101.jpg

普段は、近所のよろず屋的なお店で
買い物をしていた母。
幼い頃は、ぐっちも一緒に行っていた。


11083102.jpg

買い物は二の次で、店の奥さんとのおしゃべりが
目的だったような気がする。

さて、いつものように
最初はとりとめもない話に興じていた母であったが…

「もおっ!頭に来るさ〜!」
いきなりキレだした。
どうやら父のことらしい。





11083103.jpg


まさか〜⁉
ですよね、奥さん。
父は6歳児の目から見ても
女がいるようには…。





11083104.jpg

何でしょうか…。
アイスケースの前で
じっくり聞かせていただきましょうか。


余談
母は、店の奥さん(母より年上)が、真っ赤なスカートを好んで着るのを
解せないと長年、ボヤいていました。
自分も着たかったのかしら。
posted by ぐっち at 03:24 | Comment(6) | 昔のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月30日

透明人間だった頃3

透明人間だった頃 のつづきです。

あれはぐっち6歳、小学1年生の夏休み。
大阪の親戚宅にて大きな節目となる法事があったので、
家族で大阪へと向かった。

大阪は父の親戚であるにもかかわらず、
父が行かないと言い張ったので、
父はひとりで留守番となった。

11083001.jpg
父を捨てた実母も出席するので、会いたくなかったらしい↑


というわけで
ぐっち家は大阪での法事を終えたあと、
他の親戚たちと奈良や東京まで足を伸ばして
旅を満喫したのであった。

11083002jpg.jpg
親戚宅を転々と宿泊する旅に疲れたのは私だけかしら…



そしてようやく父の待つ家に帰って
きたのだが…

まもなくして、
家にとてつもなく緊迫した空気
出現したのであった。

11083003.jpg

なにか問題でもっ?(゚Д゚)クワッ

つづく



余談だが、大阪の親戚宅からお土産にと貰ったのは笑い人形だった。(お腹を押すと大声で笑う)
人形を前に「何で?」と、ぐっち家全員で悩んだのは
遠い日の夏の思い出である。


posted by ぐっち at 05:04 | Comment(8) | 昔のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月29日

透明人間だった頃2

透明人間だった頃1はこちら→

5歳になったぐっちは、公立幼稚園に通い始めた。
その初日のこと。

行きは小学生の姉・兄と一緒だったので
問題が無かったのだが
🚩(沖縄の公立幼稚園はアメリカ式で小学校に併設されている)
帰りにちょっとした事件が起こった。


帰りは黄・赤・緑の3コースに分かれて
途中まで先生方が引率することになっていた。


11082901.jpg

実は黄色コースだったぐっち。
前日、母からも黄色だと念を押されていた。

なぜ「緑」だと嘘をついたかというと…


11082902.jpg

赤も緑もテープを貼ってもらえるのに
黄色は、かばんが黄色だからという理由で
何も貼ってもらえないのだ。

それを知った瞬間、気が変わったのである。


いつも遊んでいる近所のお友達が
黄色コースの列から「」の目でじっと見つめていたが
未知なる緑コースに挑んだぐっち。


だが、案の定…


11082903.jpg

解散場所で挙動不審となり、連れ戻された。


そして園に戻り、職員室にて
急遽呼び出された母の迎えを待っている間
またしても透明人間となった。



11082904.jpg

目の前で、担任の若い先生が上の先生から
こっぴどく叱られたのである

もちろん、この件である。


「私のせいでゴメンナサイ…」など、
気の利いたセリフはまだ持ちあわせていなかったため
ただ見ているだけの、無力なぐっちなのであった。

posted by ぐっち at 00:49 | Comment(9) | 昔のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月26日

透明人間だった頃1

幼い頃、ワタシは透明人間なのだろうか…(゚Д゚)クワッ と
何度か思ったことがある。

最も古い記憶は、まだぐっちが学校に上がる前のこと。
まだ保育園も一般的ではなく
実家など頼る親類の無かった母は、
どこへ行くにも小さいぐっちを連れて歩いていた。


ある日のこと。
どこか大勢、人のいるところへ母に手を引かれて行った。
記憶の中では料理教室だが、違うかもしれない。

11082601.jpg



トイレか?席をはずした母。

11082602.jpg



その途端、いままでにこやかだったご婦人方が…

11082603.jpg



11082604jpg.jpg

大人の皆さん、
子どもはあまり言葉を持たない
うんと幼い頃から
大人の話を理解しています。
発言にお気をつけ下さい。

posted by ぐっち at 02:04 | Comment(16) | 昔のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月25日

孤独なブロガー予告編

最近、ブログランキング絵日記部門の方々の
ブログをあちらこちらと見させていただいた。

そして今さらながら気づいたのである。

ほとんどの方々が
家族❤とかパートナー❤とかワンちゃんニャンコ💕とか
愛すべき対象を題材にしていることに。

……孤独なブロガー、ぐっちは考えた。



11082501.JPG

将来的に…うちのダーリン大好きだっちゃ❤とか
うちのワン吉かわいいニャン!🐶的な分野に
移行する可能性は無きにしもあらずである。

だが、まず年齢的に
子育てブログを描く機会は
まず訪れないであろう。


それならばっ!と
自分の子ども時代の思い出を
ときどき描いていくことにした。


でも日頃からこんなことを考えている
大人なので


11082502t.JPG

キラキラ弾けるような
子どもらしい思い出🎵というよりは
ややダーティちっくな内容になるであろう。
(ダーティ過ぎることは描きません)

ご了承下さいませませ。
posted by ぐっち at 05:06 | Comment(12) | 昔のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
#iphone-link {display: none !important;}